(タイトルが紛らわしいけど写真はメインの木製フルート) 今年の7月頃はフルートの調子がなかなか良く、ついに使いこなせるようになってきたなあ、なんて思っていた。ところがひと月ほどするとまた調子が悪くなってきた。今度はD・E…
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(タイトルが紛らわしいけど写真はメインの木製フルート) 今年の7月頃はフルートの調子がなかなか良く、ついに使いこなせるようになってきたなあ、なんて思っていた。ところがひと月ほどするとまた調子が悪くなってきた。今度はD・E…
続きを読む思い返すと2021年は自分の演奏をよく録音し、聴き返すようになった。以前よりは演奏に自信がついてきたせいだろうか。遡ってみれば、私の楽器への取り組みかたは2018年あたりで転換している。この頃はセッションや人前での演奏が…
続きを読む去年、ある先輩から、某SNS内で、これまで自分に影響を与えた録音を、ジャケットの画像で紹介するチャレンジに誘われた。アイルランド音楽を聴き始めてそれなりに年月が経つが、何が自分の嗜好や興味の核なんだろうと見直すいい機会に…
続きを読む今思い浮かぶのはむしろ平穏な光景だ。電気の落ちた寝室で瓶の底から酒を飲んでた。手元がはっきり見えるくらいの星あかりがあって、冬の林檎畑を照らしてた。もしかすると直接は林檎畑を見ていなくて、窓の外に広がる情景を想像していた…
続きを読む2020年を振り返ってみると、これまでより古い録音を聴くことが多かったように思う。特にも夏にジョン・マッケナ John McKenna(1880-1947)の演奏を収録したThe Music and Life of Jo…
続きを読む6月11日の寒い朝、Facebookのタイムラインを眺めていると衝撃的な報せが飛び込んできた。ケヴィン・ヘンリーの逝去を悼む、彼と縁の深いあるフルート奏者の投稿だった。 1929年、ケヴィン・ヘンリー Kevin Hen…
続きを読むティンホイッスルは簡単? どうも慎重に言葉を選ぶ人たちは「ティンホイッスルは簡単」と言い切るのをためらうようだ。「ティンホイッスルは簡単」の後には、よく「だけど奥が深い」だとか、それに類した表現が続く。実際、ホイッスルを…
続きを読むあまりやってこなかったことだけど、あるきっかけがあったのでCDをひとつ紹介してみたいと思う。買ったのはずいぶん昔だが、タイトルはThe McDonaghs of Ballinafad and Friends play T…
続きを読む東京に行くのは年に1回か2回。そこで経験する時間は、地元での時間と全く異なる。非日常を満喫しに行っている私のような人間は、そこで日常を過ごしている人から見ると滑稽に見えるかもしれない。だけど、旅人の側がそれを気にしすぎる…
続きを読む先日、なんとなく自分の演奏を録音したものを聴き直していて、ふと「遅いなあ」と感じた。恐ろしいことに、これでも演奏の最中はCDで聴くダンスチューンに近い速さで吹いているつもりなのだ。鍛えてもいない感覚なんて実にあてにならな…
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