10日、11日は定禅寺ストリートジャズフェスティバルでした。仙台で毎年開催されているイベントです。定禅寺通ではその名の通りジャズの演奏を聴くことができますが、榴岡公園から県美術館、勾当台公園から一番町アーケードの南端までの広い範囲にステージが散らばっていて、700を越えるグループが様々なジャンルの音楽を演奏しています。アイルランド音楽を演奏する仲間も各地から参加していて、この界隈でも一年に一度のお祭りとなってきています。

ジャズフェス全体の記録の前に、まず自分たちのステージで演奏した曲目を紹介しようと思います。

1. Inisheer

以前Barm’sでのライブで一曲目にLord Mayoを持ってきたように、友人の十八番を借りてます。最近聴かなくて寂しいなあと思っていたし、最初の曲はまず「アイルランドらしさ」を感じる曲じゃないといけないと考えてます。この曲は伝統曲でこそないけど、すごく雰囲気があって好きなんです。

2. Danny O’Mahony’s / Humours of Kilclogher / Cuigiu Lasses(ジグ)

去年はホイッスルで演奏した曲ですが、今年はフルートでやってみました。そもそも最初はフルートで演奏することを前提に組んだセットだったんですが、構成を考えて変更してたんです。ジグはフルートでゆったりめに演奏すると本当に気持ちが良いのです。

3. County Down(歌)

Tommy Sandsの曲です。ご本人ではなくDanúの演奏で覚えました。北アイルランドのダウン州からロンドンに行った恋人?息子?兄弟?がいなくて寂しいといった内容の歌。この曲に限らず「里に帰りたい」「里に帰ってこい」の名曲は多いですね。当初この手の曲で名高いThe Hill of Knocknasheeを歌うことも考えていました。あと、ゆったりした静かな曲なので、退屈しないか心配だったんですが、案外好評だったようです。

4. Sí Bheag, Sí Mhor

17〜18世紀のハーピストTurlough O Carolanが最初に作った曲と言われています。Sí(Sídhe)は「妖精」なのですが、「丘」の意味もあり、「大きな妖精の丘、小さな妖精の丘」と邦訳されていたりもします。日本人にはなじみ深いアニミズム的なテイストを感じるタイトルです。Takumi and Toshiの定番です。

5. Sweeney’s Dream / Coleman’s Cross / Shores of Loughrea(リール)

最初の曲はThe Girl with the Laughing Eyesというタイトルがあって、こっちが好きなんですが、面倒なのでSweeney’s Dreamのほうで呼んでました。最初は前者のタイトルでO’Neil’sから発見したんですが、あとでThe Mountain Top(チューンブック)にも掲載されてることを知り、こっちに近いバージョンになりました。2曲目、3曲目は去年別のセットで演奏した曲。Coleman’s CrossはJosie McDermottの、Shores of LoughreaはSeosamh Mac Griannaの演奏があります。ギターのイントロから軽やかに入るモダンテイストのセットを目指してます。ホイッスルで演奏しました。

6. Hard Times

Toshiさんの歌です。「おおスザンナ」等で知られるフォスターの曲。この年に演奏するのは特別な意味があります。水戸の友人のレパートリーなのですが、今年は来られなかったのもあり、我々で演奏しようということになりました。似た傾向の曲として、近頃知った黒人霊歌でNobody Knows the Trouble I’ve Seenという曲があるんだけど。これも良い曲ですよ。

7. Within a Mile of Dublin / Laurel Tree / London Lass(リール)

渋い伝統曲をつなげようとして出来たセットなので、もうひとつのリールと比べると素朴で力強い感じになっていたかと思います。フルートをがんがん鳴らして演奏しました。最初の曲はJohn Williamsから。2曲目はチューンブックから拾ったけれども、Fred FinnとPeter Horanで演奏しているそうです。3曲目はColm O’Donnellから。

8. Down by the Salley Gardens

用意したのは7曲なんですが、時間が余っていたので、しんみりした定番曲で締めくくることにしました。

いまひとつ完成してない曲もあったし、練習と比べてもベストの演奏ではなかったかな、と思ってます。でも、一方で毎年余裕が生まれてきてるような感覚もあります。もっと観客を意識してできればなあ、と常々思ってるんですが……。遠野ではもうちょっと喋ろうと思います。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中